原則は自然分娩ですし、当院では滅多に使用しませんが、場合によって陣痛促進剤を使用することが2−3%位あります。(分娩室で、あと少しで産まれるという時に、お母さんが疲れてしまわれた時は、時々使用しますので、そのケースをいれると少しパーセンテージは上がります。) 陣痛促進剤は誘発(陣痛つける)と促進(弱い陣痛を強くする)の2種類あります。
・誘発は当院で、下記のように適応条件を決めています。 そして、誘発するなら、その日のうちに出産を終える事(これが私の信念です)。
※1…"卵膜はくり" 等のテクニックで早くお産になるよう努力しています。しかし、それ以上に本人、ご家族に、胎児、胎盤、羊水、さい帯に異常ない事をよくわかっていただいて、焦らないように落ち着いてもらうのが一番だと考えています。待つということは、本人にとっても大変つらいことだと思っています。しかし、やはりできれば自然分娩で行きたいので。 ※2…合併症を伴うような重症は大きい病院にOGCSを通じて移送しています。
”微弱陣痛”で(1)児と骨盤のつり合いが良く、(2)軟産道の抵抗弱い、(3)胎児に何ら問題なく元気、(4)羊水の混濁(-)か軽度(+)な方は促進の適応となります。
(1)誘発の場合は”誘発条件を満たしている事” (2)促進の場合は、適応が”微弱陣痛”であること。決して”お産が進まない”からであってはいけません。適応を間違うと、過強陣痛になり子宮破裂、胎児仮死をおこします。 実施時には出来るだけ使用量を少なく、製薬メーカーのいう量の1/4〜1/2の量を使用しています。そして、必ずモニターし、(陣痛頻度、強さ、長さ、児心音の良好)それを医師か助産師が監視しています。