当院での原則は自然分娩です。 自然分娩が理想であることは間違いなく、開院以来自然分娩を貫いてきました。お母さんが、意欲をもってお産できるよう、ラマーズ法、ソフロロジー法などにこだわるのではなく、お母さんにあったお産を、助産師がバックアップさせていただいております。
 "お産"は(妊娠、分娩、産褥を通じて)病気ではありませんが、何か異常が起こると早いスピードで悪化し、悪循環に陥ることもあるので、我々は、常に最悪のシナリオをもっていなければなりません(素早い対応をする為に)。
 しかし、実際は楽しく力まないで、お産をしてもらえるよう、手助けをしている積もりです(ユーモアを持って、しかも信頼感をもってもらえるように)。

 


早産0運動

 当院では1994年以来"早産0運動"を実施しております。
妊婦さんや新生児にとって、早産は大変なハンディキャップになります。小さい未熟児も生きる時代ですが、PVLなどもあり、"脳性マヒ"のお子さんも、15年前と比べて減っていない状態です。
 また、少しでも変わったことがあれば、夜中でも休日でもすぐにご連絡していただき、必ず助産師が対応しております。必要とあらばすぐ入院していただき、"切迫早産"でつかまえ、早産にならないように努力しております。


早産0運動

 また早産防止(12週以後の流産防止も含めて)の観点から、積極的に入院してもらう事にして、その上で、感染防止の観点から、最低3日以上の抗生物質の点滴投与とイソジン消毒のあと膣丈そう入を1週間行っています。
検査として
1.顆粒球エラスターゼ
(子宮頚管炎の有無を知る為に前々からやっていますが、)
2.胎児フィブロネクチンの測定(早産マーカー)

も行い万全を期しています。
かつては破水しないなら菌は上行しないといわれていましたが、この10年、生体防御を破って菌が上行し、欧米のように子宮頚管炎、絨毛羊膜炎が増加しているようで、流・早産してしまったり、破水してしまったりというように、今や安静(入院)と感染防止又は感染治療をウテメリン(子宮収縮抑制剤)の点滴と並行して行うようになりました。


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