院長 川畑 治 (1938.5.26生)

・学生時代はサッカーにあけくれ、 50歳を過ぎてやっと医療とはなにかが少しわかってきたように思い、医学の勉強を視点を変えて見始める。その頃より謡曲を習い春秋と舞台を踏む。1996年、禁煙に成功。


略歴
1964年 徳島大学医学部卒
1965年 インターン後、医師国家試験合格
大阪市立大学医学部附属病院産婦人科教室入局
その後麻酔科出向8ヶ月
済生会兵庫病院、鶴が丘病院勤務などを経て
1973年12月 当所に川畑産科婦人科診療所開設

院長からのメッセージ

1.ありがとう
 ”元気で働ける今の私”がある事に対し、わがままで凡才の私を助けて下さった多くのDr達に対し、また多くのStuffの皆さんにお礼をいわなくてはなりません。そして、ここで出産された皆さんには、私に”生きがい”を与えていただきました事に対し深く感謝致します。

2.医療の今昔物語

 トラウベ(耳で妊婦さんのおなかに当てて胎児心音を聞く木の筒です)で始まり、診察は手の指先に”眼(まなこ)”がある気持ちで何の機器がなくても今よりしっかり診ていたようにも思います。、 今は最新医療機器に囲まれていますが、妊婦さんや患者さんに機器の限界や、しっかり使わないといくらでも間違いが起こることを、エコーを見ながら話しています。

3.大切な問題”障害児の出生”
 現在、ノーマライゼーションの時代に入ったといわれます。障害があろうとなかろうと、かけがえのない我が子と一緒に生きていく上で、障害をもったままでも快適な生活が得られる。そして、親は子供を受け入れ(この世に存在するもので、不必要なものは何一つない)、この子のお蔭で私は本当のものに出会う事が出来た。だが、そこに行きつく迄、どれだけ答えのない重い重い問いを背負って苦悩しなければならないのか、ものすごい不安と絶望。”かわいそう”、”大変ですね”、”がんばって”、こんな言葉を云われて、ものすごく傷つく。私達、医療者はそれに対してどうしていいか全く無知です。ひたすら寄り添って、そして信頼されて”聴く”ことの出来る人がいたら、自分の力で立ち上がられるであろうと思うのですが。長い長い、時間が必要でしょう。

4.女性にとって
 今女性の権利が強くなり、生き方が自由になりました。しかしそれは表向きだけの事で、実は専業主婦の方も、キャリアウーマンの方もむしろ悩みが多くなってきているように思います。決して二者択一で考えないで下さい。
  私の若い時のように男女それぞれレールが敷いてあってその上を走るという楽な時代ではありません。気疲れしないように、悶々としないように、肩の力をぬいてみませんか?(私の習っている謡曲の先生に10年来肩の力を抜きなさいと言われつづけながら、まだ抜けません。)

5.現場主義

 地位も名誉もない、一介の開業医の私が、今日こうして元気に医療に携わっていけるのは”現場”が好きな人間にとっては有り難いことです。(地位や名誉のある先生方は医療以外にも、学会・講演会、各種会議等が極端に多く、それはもう大変です)

6.笑いましょう

 医療の現場に一番大切なのは”笑い”だと思います。笑う事はいいことです。大いに笑いましょう。私も毎日アドリブで笑いをとるのに頑張っています。


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